なんとなくざっきちょう

謎解きとか文具とか気になったもの、好きなものなど。うまく言えないなりに言っていきたい

AnotherVision Festival!!!に行ってきた

AnotherVision Festival!!!(以降アナビフェス)の開催を告知されたとき、テンション上がったよね。
(理由は言葉にできない(語彙力の問題)けど、とにかく彼らが大好きです)
ということで、アナビフェス開催記念として公演コンテンツ全部の感想(ネタバレなし)を列記しようかと思います。

・Toy's Panic!!(通称トイパニ)
アナビフェスの新作公演。
おもちゃの国の大騒ぎをなんやかんやでいい感じに収束させるみたいな内容です。

AnotherVisionの公演といえば比較的近未来を舞台にしたそこそこハードな世界観の謎解き公演ってイメージが強かった。そこに『あの日のカフェで君は眠る』から始まり『神と天使と僕らの手紙』や『君と魔法の懐中時計』といったファンタジックで胸が暖かくなるような作品群が入るようになり、作る世界の幅が広がったなあって思ってたのですが。
今回「こんなのも作れます」っていうところを見たような気がしました。いろんな世界観作れるんだなあって。

これは、ファミリー向け公演やったらいいんじゃないでしょうか。そう思うくらい楽しい公演でした。

・Puzzle Riddle Trial(通称パズルルル)
これもアナビフェスの新作公演。

箱に取り組んでいく、内容に関して言えば至ってシンプルな謎解き。
ひとつのキットに3人までのチームで取り組みます(ひとりで満喫することも可能)

内容が内容なので、提供されたスペースで気が済むまで挑戦できます。とはいえヒントセットもあるしスタッフが静かに見守ってくれてるので解けなくてつまらない、ということはなさそう。
(ちなみに協力者を募って3人で挑戦したので、ヒント関連のお世話にはならなかった…たぶん。)

これは、うまい言葉が見つからないですがホントすごい。一級品のギミックを見たというところでしょうか。いろんな意味で。

いい謎に巡り会うと何はともあれバカ笑いする癖があるっぽい私、後半ひたすら笑ってました。

【以降の公演は初演参加時の感想です】

・Colorfuls
2017年6月17日参戦
AnotherVision3代目代表の どや さんが企画・制作した『どや謎』の第1弾。ちなみに失敗。

タイトル通り、「色」がいろいろつかわれてます。そして、言葉による謎が一切ない「非言語依存」型。色イロいろんなものと格闘して謎を解いていく展開はもはや未知との遭遇。何がどうなっていくかわからないのである意味大冒険でした。でも後半ひたすら笑ってた。良くあんなの考えつくなあ。すごい。

・Hierarcha Tri-Al(ヒエラルキア トライアル:通称ヒエトラ)
2017年12月2日参戦
2017年駒場祭公演。この年は周遊謎『神と天使と僕らの手紙』との2本立て。ゼイタク。
ちなみに成功しました

AnotherVisionお得意の近未来シリアス系。途中の展開がなかなか面白かった思い出。クリアしてガッツポーズしたような気がするので、ちゃんと没入感もあったという記憶が。
2つも公演用意してどっちも面白かったので、5期メンバーも多彩だなあって嬉しくなりました(どこ目線)

・リサイコロボックス
2017年3月18日参戦(※ナゾガクにてスタッフ向け公演にて)ちなみに成功

AnotherVisionとしては珍しいルーム型。参加できるのは3人。タイトルからして箱とかリサイクルとかそんな感じのですが、しかしてその実体は…?
これくらいしか内容に触れられませんが、謎解きの流れの緻密さ・無駄のなさが鮮やか。そして楽しい。笑うの忘れるくらいラストテンション上がったんですよねえ…あれどこから作ったんでしょうか…
形式の都合上単体では開催しにくいし、やっても参加できる人数がアレなので参加は簡単じゃないかもですが、もし仮に例えば万が一もしかしたらなんてことがあったときには全力でお勧めしたいです。

あと、会場限定の周遊謎も。
・フェスプラス
『フェス』です。以上。
(内容に関してはそれ以上言えない)
最初のステップをクリアできれば、後はLINEのやりとりに移項するので動き回らなくてもいい安心感…
あまり時間をかけずに解けるようイメージされたであろう量の謎が時々ネタに走ったりしつつ展開されていきます。でも行き当たりばったりでは解けない組み合わせの妙。ホント彼ら何やってるんだか(笑いをこらえつつ)


あと、会場でいろいろ買ったなあ
前々から作ってほしいと思い続けてた過去公演の使用楽曲集がサウンドトラックとして出たのであっさり購入。映像集もためらいなく入手。22日の夜に来たときには品切れになっていたCDは23日に無事入手。

AnotherVisionの皆様、遊びたい年末にホクホクの楽しい週末を演出してくれてありがとう。来年もまた楽しみです。

AnotherVisionってすごいなあ

東大ナゾトレで一躍脚光を浴びた、東京大学謎解き制作集団AnotherVision(以降アナビと表記)。

東京大学の名を関してますが、他大学の学生でも加入は可能だそう。実際慶應義塾・早稲田・立教・学習院といった大学の学生たちが活動に加わってます。

5月に本郷キャンパスで開催される五月祭と11月に駒場キャンパスで開催される駒場祭で新作公演を定期開催するほかに不定期で新作を発表したり、東大ナゾトレの出題や出演、ナゾトレ本作成など大忙しの彼ら。今年も
・怪盗AnotherVisionからの挑戦状
・アスノ博士の未来設計図
・怪盗AnotherVision vs 瞬間探偵 平目木駿
・ジェムラプトル~2つの王国の物語~(タカラッシュ『宝探し万博』内コンテンツ)
・近未来研究所Aether
・君と魔法の懐中時計
その他にもいろいろとイベントを制作。公演に関して言えばビジュアルはもとより最初や最後に流れる映像と音楽まで自作なんだから、ホント多彩な能力が集まってるなーって思う。
その他チェックポイントで余分な時間を費やさないように工夫されてたり、公演によっては手の込んだシステムのために人材を惜しみなく使ったり。所属人数の多さがうまく生きてるよなあって思う。
ただ、その分これからが気がかり。昨日の記事でも触れたけど、学生たちの団体だから時間の経過とともに人の入れ替わりが起きる。今のクオリティがいつまで続けられるのかなって。技術面では継承の取り組みがされているみたいなので大丈夫だと思うけど、イベント運営に関しては経験によるところが大きなウエイトを占めると思うので、これからが踏ん張りどころかも。

なんて上から目線で語ってしまいましたが、来年も彼らの作る謎解きから目が離せません。その前に、明日からのアナビフェスに期待大です!

学生謎解き団体が好き

謎解き制作団体っていろいろある。
謎解きイベント制作の会社があって、(語弊を承知で言えば)余暇活動の一環として謎解きイベントを作って時々公演してる社会人の団体も結構ある。
中でも興味深くこれからも見守っていきたいのが、学生たちで結成されている謎解き制作団体。

AnotherVision(東京大学)やK-dush2(慶應義塾大学)、ENIG-ROID(京都大学)といったところを皮きりに全国にじわりじわりと生まれていった大学生謎解き制作団体(サークル)。今では都内だとalgo(早稲田大学)やC-lock-row(東京工業大学)などといったところのほか、関西だとハードナッツ(京都大学)やナゾトキノコ、日本各地でreturn:0(東北大学)やおにラビ(広島大学)、Quest(九州大学)と実績を持つ団体が活動をしています。
昨年あたりから金沢大学にKinder Collectionが誕生。発足間もない団体ながら都内で開催された謎解きフェス『ナゾガク』で高評価を得ていたりしてこれからが楽しみだったり。

近年では大学生だけじゃなく高校生の謎解き制作団体もあるから、そういった意味ではそれなりに『謎解き』も広がってきたのかなあとも思ってる。このままいろいろ浸透して広がっていってくれるといいなあ。
これから先は、『世代交代』が避けられない宿命になってる団体たちがどれだけ活動を長続きさせていけるかがちょっと気がかり。でも、今年行けた公演はどれも楽しかったのでまだ大丈夫。だと思う。
来年もよろしくお願いします>学生謎解き団体の皆様

そりゃもう猫が好き

犬派猫派といえば食い気味に猫!と答える人です。

うちにも猫がいます。イケメン猫(イケニャン)です。
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猫ってひたすら柔らかい。毛並みつやふかだし抱きしめるとふんわりして心が安らぐ。

引き戸自分で開けられるのに、人がいると開けてもらおうと戸の前できれいにお座りしてこっち見て待ってるときのあざとい無邪気顔が良い。

顔はお澄まししてるのに、しっぽはめちゃくちゃ饒舌だったりするのも良い。

頭なでるときのめちゃくちゃ目を細めてうれしそうな顔をするのが良い。

うちの子じゃなくても、猫は良い。猫の写真見るのもいい。
最近は猫系グッズにも手を出し始めた。好みの方向はデザイン化したのよりリアル体型に近いの。
いちばんのお気に入りは、春先に購入したこのネックレス。
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猫と鍵。謎解き好きとしては嬉しい組み合わせ。
(謎解き参戦の時はだいたい身につけてます)
このモチーフは見つけたら随時手に入れていきたいな…

『名探偵コナン』と謎解きの親和性が高すぎる件

年末から池袋・パルコミュージアムにて、年明けに放送予定の『紅の修学旅行編』を祝したショップが期間限定でオープンするそうで…
詳細→https://art.parco.jp/parcomuseum/detail/?id=93
紅葉シーズンの京都でやっていたコラボキャンペーンのグッズが販売されるほか、こちらだけ開催の謎解き(見た感じ周遊型ぽい)があるとのこと。
行くしかないでしょ。うん。

ところで。
『コナン』とコラボした謎解きはホント多かった。

毎年春先から半年以上ホール型開催してくれるSCRAPさんには足向けて寝られないですね(しかも2年前からUSJ謎解きもこっちで二段構え…来年もよろしくお願いします)

それ以前からタカラッシュさんは宝探し型のイベントを各地のショッピングモールとかでしてくれてたし。

E-pin企画さんがミステリー型の演劇イベントを手がけてくださったのもあったなあ。名探偵にはほど遠かったけど(汗)

今年は那須のアウトレットパークでよだかのレコードさんが周遊を手がけてくださったっけ。結局行けなかったの残念すぎるけど、運良くクリアファイル謎だけは入手できました(これから解く)

今度のパルコミュージアムのは新しいとこっぽい感じなので、どんな風なのか楽しみです。

ちなみに、こういったイベントの一番最初じゃないかなぁと認識してるのが『新一検定』。
2011年に放送された実写ドラマ『工藤新一への挑戦状』に連動していたイベントで、最初の問題群が各地の系列局に1問ずつ掲出されてたり(各地に直接見に行くかファン同士が連携するかしないと全問揃わない)、謎を解くためのヒントがドラマ本編1話につきひとつずつ公開されたりと今思うとなかなか手の込んだ形式でした。
(http://www.ytv.co.jp/conan-drama/special/truth.html←解説がまだここに残ってたりします)
同様のイベントって今まであまり見たことないような気もする…

あれから7年。脱出と言えばなところがある(?)爆弾を絡めやすいかと思えば、暗号解読や宝探しの展開もアリ。ほのぼのからハラハラから緊迫のサスペンスまでバリエーション何でもござれ。
来年は『コナン』絡みでいくつ謎解きイベントが発動するんだろう…(楽しみ)

謎解き好きの文具の話(筆記用具編)

この記事は「謎解きについて書きたいことを書こう Advent Calendar 2018 - Adventar http://adventar.org/calendars/3438」の一環の記事です

謎解きが好きな私ですが、実は文具も好きです。マニアと呼ばれるにはまだ知識も情報も全然ですが、「謎解きイベントに使い勝手良さそうな文具」で語ってみようかというのが今回の記事のコンセプトみたいなもんです。
で、何を取り上げようかといろいろ考えてたらなんかいろいろ上げられそうなので…今回は『筆記用具』に絞ってみました。

謎解きにおいて筆記用具は大半のイベントで必須の文具です。最近ではLINEなどWeb入力方式で解き進めるタイプも増えてきてますが、そういったのでもメモと筆記用具があるとやりやすい場合もあります。

とはいえ、筆記用具が必要なイベントでは大体が主催者側が用意してくれているようになってます。またイベントによっては私物の使用を禁止する場合もあったりするので、謎解きイベントでマイペンを使うのは野外イベントや周遊型くらいでしょうか。

というわけで、そんなイベントで使い勝手良さそうな筆記用具をご紹介。

【ゼブラ】デルガード
https://www.zebra.co.jp/pro/del_guard/

シャープペンシルです。ペン先の機構により、多少強い筆圧をかけても芯が折れない仕組みになっています(詳しくはリンク先参照)
つまり、
・何か新しい情報を大急ぎでメモしたいとき
・唐突に解き方をひらめいた勢いで解答記入したいとき
に芯が折れてテンションがた落ち…ということがなくなります(ただし0.5の場合だと3B以上の濃さだと心が柔らかいため折れることもあるそうです)

また、デルガードはいくつものシリーズが発売されていますが中でもタイプER(https://www.zebra.co.jp/pro/del_guard_er/)はキャップはずす手間なく即座に消しゴム使えるという優れものなのでオススメ(ギミックはリンク先参照)

トンボ鉛筆】モノグラフ https://www.tombow.com/products/mono_graph/

こちらもシャープペンシル
シャープペンシルの消しゴムって、
・小さいからすぐ使い切っちゃいそうで使えない
・キャップ外すとなくしそうだから芯を新しく入れるときだけしか外したくない
・そもそもあまりきれいに消えない
それに加えて
・パズル系小謎解いてるときは間違ってそうならガシガシ消したいけど、消しゴムを別に持ち歩くの面倒
だったりします(たぶん)

それに対して、こちらは消しゴムたっぷり!スティック糊のようにくるくる回して出す方式なのでキャップもない!(芯を入れるときは消しゴムユニットをそっくりそのまま外します)しかもトンボなので消しゴムは定番のMONOなので安心して消せる!(?)
ちなみにモノグラフワン(https://www.tombow.com/products/monograph_one/)の方が消しゴム太いので安定感バツグンです。ノックボタンが親指あたりにくるサイドノック式なので、ノックするときに持ち替える必要がないのも魅力。

【ゼブラ】ライトライト(Lightwrite) https://www.zebra.co.jp/pro/lightwrite/index.html
最後はボールペン。ノックするとペン先が光ります。
こういったアイテムは別に新しくもないかもしれません。ただメーカー品として出たのでいくつかの利点があります。
・替芯がある
おもちゃやノベルティ、イベントグッズのペンの大半は海外(だいたいアジア)製だったりします。なので、せっかく使い勝手が良くてもインクがなくなったら別にペンを持たなきゃいけない。
この点、ライトライトはもちろんゼブラで替芯が作られてます。
ちなみにココだけの話ですが、シャーボX(https://www.zebra.co.jp/pro/sharbo_x/)の替芯が同じ規格なので全て使えます。シャーボXは油性・ゲル(水性)・エマルジョン(油性と水性のハイブリッド)とインクが3種類あり、お好みの色(各種3色~4色ずつある)や太さをカスタマイズできる高級筆記具。ライトライトも、お好きなボールペンにカスタマイズできちゃいます。

・電池が替えられる
前項と同じ理由で、電池もちょっと心許ないところがありましたがこちらも市販のボタン電池が使えます。

つまり、ペン先のLEDさえダメにならなければそこそこ長く使えるはず。ペン先が光るので、夜の遊園地系の暗い場所でのイベントでも手の影で問題用紙が見えにくくなることもありません(むしろちょっとまぶしい)。来年以降の夜の屋外イベントに活躍が期待できそう。
今年秋発売の新商品ですが、人気がでてメーカーでも在庫がなくなるほどの人気がでました。

…と、まあ画像もなくつらつら語ってしまいましたが、気になる商品があったら文具店で手にとって見てください。大きめなお店ならだいたい揃ってると思います。